ITomap(イトマップ)の繊維知識では、繊維業界の基礎を、初心者にもわかるように順番に整理しています。
糸・織物・編物・染色整理加工は、それぞれ別々の知識に見えますが、実際には一つの流れの中でつながっています。
まずは全体像をつかみ、そこから糸、織物、編物、染色整理加工へと順番に見ていくことで、繊維業界のしくみを理解しやすくなります。
まずはこちら|学ぶ順番
はじめて繊維について学ぶ方は、以下の順番で読むのがおすすめです。
1. 繊維業界の全体像
繊維業界がなぜわかりにくいのか、糸・織物・染色整理加工がどのようにつながっているのかを整理した入口記事です。
2. 糸とは何か
糸とは、単に細いものではなく、繊維をまとめて扱える形にしたものです。糸の構造や役割を理解することで、織物や編物の理解につながります。
▶ 糸とは何かを読む
3. 綿はどうやって糸になるのか
綿がどのような工程を通って糸になるのかを、開繊・カード・コーマ・粗紡・精紡などの流れから解説します。
4. 単糸・双糸・撚糸とは
単糸、双糸、撚糸は、糸の構造を理解するうえで重要な基本用語です。糸が何本で構成され、どのように撚られているかを見ることで、生地の特徴も理解しやすくなります。
5. 織物とは何か
織物は、経糸と緯糸を交差させて作る布です。糸がどのように面になり、平織り・綾織り・朱子織りなどの組織の違いがどのように生地の特徴につながるのかを解説します。
6. 編物とは何か
編物は、糸でループを作り、そのループ同士をつなげて面にした構造です。織物との違いや、伸びやすさ、やわらかさの理由を構造から整理します。
7. 染色・整理加工とは何か
染色・整理加工は、生地に色をつけるだけでなく、用途に合わせて風合い・幅・機能・仕上がりを整える工程です。糸や布が製品に近づいていく流れを理解できます。
▶ 染色・整理加工とは何かを読む
テーマ別に探す
知りたいテーマが決まっている方は、以下から気になる分野を選んでください。
糸について学ぶ
糸は、繊維を扱える形にしたものです。太さ、撚り、構造、素材によって、生地の見た目や風合いが変わります。
・番手とは何か
・糸とは何か
・綿はどうやって糸になるのか
・単糸・双糸・撚糸とは
織物について学ぶ
織物は、経糸と緯糸を交差させて作る布です。糸の交差の仕方や密度によって、見た目、風合い、強度、用途が変わります。
・織物とは何か
・経糸
・緯糸
・平織り
・綾織り
・朱子織り
・三原組織
編物について学ぶ
編物は、糸でループを作り、そのループ同士をつなげて作る布です。伸びやすさややわらかさの理由を、構造から理解できます。
・編物とは何か
・ニット
・天竺
・リブ
・スムース
・インターロック
・ウェール
・コース
・ループ
染色・整理加工について学ぶ
染色・整理加工は、生地を用途に合わせて整える工程です。色、風合い、幅、機能、安定性などに関わります。
・染色・整理加工とは何か
・整理加工とは何か
・乾燥
・テンター
・幅出し
・柔軟加工
・防炎加工
初心者がつまずきやすいテーマ
繊維の学びは、用語の意味だけでなく、言葉同士の関係を理解することが大切です。
番手とは?
番手は、糸の太さを表す考え方です。ただし、数字が大きいほど太いとは限らず、綿番手・毛番手・デニールなどによって見方が変わります。
単糸と双糸の違い
単糸と双糸は、糸の本数や撚り合わせ方の違いを表します。風合い、強度、毛羽、斜行などにも関係します。
織物と編物の違い
織物は経糸と緯糸の交差、編物はループの連結によって作られます。構造が違うため、伸びやすさや風合いも変わります。
天竺は素材名?
天竺は素材名ではなく、代表的な編地の一つです。Tシャツなどでよく使われますが、綿で作られることも、合成繊維で作られることもあります。
▶ 天竺を読む
用語辞典もあわせて見る
記事を読んでいてわからない言葉が出てきた場合は、ITomap用語辞典もご利用ください。
用語辞典では、繊維・糸・織物・編物・染色整理加工に関する専門用語を、初心者にもわかるように整理しています。
